バイオリズム・調子の良い時と悪い時
 
 
 
「今日はテンションが高い」「最近なんだか調子が悪い」・・・
特に理由も見あたらないのに、気分に波がある、そんな時はありませんか?
人や体の器官には調子の良し悪しのリズムがあります。
そのリズムを把握して、自分に無理をさせずに生活してみましょう。
 
古代ギリシャの医者たちは、患者を看る時に、その患者にとっての「良い日」
「悪い日」を考慮にいれて診察していました。いつの間にか忘れられたその知恵は、
今世紀になって再び注目され、“バイオリズム”というラテン語の名前がつけられたのです。

そのリズムは、一生を通じて私達の体内時計をゆっくりと、そして規則的に動かして
いるものです。リズムの厳密さ、規則正しさは、自然の作用としては驚くほど正確です。
海外の、ある航空会社では、パイロットの休暇はバイオリズムをもとに決めるそうです。
バイオリズムは、肉体・感情・理性の三つのリズムから成り立っています。この三つの
リズムが、全て低期にあたる時、1ヶ月くらいの長い休みをとらせるそうです。
肉体のリズムは23日周期、感情のリズムは28日周期、理性のリズムは33日周期で、
調子の良い「高期」と不活発な「低期」を繰り返します。そして高期と低期が
変わる時、「交替日」は不安定な時期になります。交替日の影響は、数時間から1日、
またはそれ以上続く時もあります。
 
バイオリズムを見れば、「今は仕事を進めるべき時だ」とか、「無理しない方が良い」
など、自分の調子にあわせた判断が出来ますし、また、「イライラするのは自分の調子が悪いためだ」と
理解してトラブルを避けて、ゆっくり養生することも出来ます。
人によってバイオリズムの影響は違った形であらわれます。自分のリズムをつかんで、
毎日の生活にお役立て下さい。自分のバイオリズムの見方は、計算で出す事も
出来ますが、ちょっと複雑で面倒です。有名検索エンジンで、「バイオリズム」で
検索しますと、たくさんの無料鑑定サイトが出てきます。そのうちのどれかを
お借りしたらいかがでしょう?
それでは、肉体・感情・理性の三つのリズムをそれぞれ詳しく見ていきます。
 
 
●肉体のバイオリズム
 
スポーツ選手、肉体労働、立ち仕事など、体を使う仕事をしている人は、このリズムを
より強く感じます。
高期の間は、生命力に溢れ、スタミナもあるように感じます。労働もいつもより楽で、
スポーツでも良い成績を上げられます。また、冒険心、活力、自身、勇気などにも影響を及ぼします。
交替期は不安定で、健康面では幾分抵抗力も落ちます。仕事をするのにも、普段より、
より集中力が必要かもしれません。
低期に入ると、パワーが徐々に落ちていき、疲れやすく、普段より長い休憩を必要と
します。この時期は無理をせず、休息、蓄えの期間とするのが良いでしょう。
 
 
●感情のバイオリズム

感情のリズムは、感情面、直感、想像力などに影響を及ぼします。感情のリズムが
特に重要なのは、教育者や看護人、接客業の人など、人と関わる職業の人です。
高期の時は、感情面が普段より活発で、ポジティブな考え方が出来ます。そして
楽観的、肯定的な考えを維持するのが楽でしょう。人に奉仕する職業の人には
ベストコンディションといえます。
交替日には、人は混乱する傾向があります。感情の揺れがあり、些細な事にイライラ
したり、不機嫌になったりします。
低期に入ると、悲観的で意気消沈し、怒りっぽくなります。空しさを感じたり、何事も
悲観的に受け止めがちですので、この時期には人生の大事な決断をしない方が
良いでしょう。この時期に落ち込んでも、「低期だから仕方ない」と、あまり
考え込まない方が良いです。
 
 
●理性のバイオリズム

頭を使う仕事、知性に影響を及ぼすリズムです。論理性、理解力、学習能力、
先見的な思考、総合的判断力など精神に関することです。文筆家、学生、
ジャーナリストなど頭脳労働者はこのリズムに敏感になります。
高期の時は、知性が冴えます。考えを簡単にまとめることができ、知的な情報も楽に吸収できます
。本を読むのも容易で、学習もはかどるでしょう。自分をコントロール
するのも、普段より楽です。
交替日には、テンションが下がり、反応も鈍くなります。車の運転には気をつけて
下さい。集中力も落ち、何か知識を吸収しようとしてもうまく行かないことが
しばしばです。
低期も、交替日と同じことが言えます。低期は精神に、徐々に活発さがなくなり、
ちょっとしたことでも すぐに精神的にまいってしまいます。バイオリズムは、
自分の計画を立てる助けにもなりますし、子供やパートナーの調子を知っておくことも、
相手に対する理解を深めることに役立ちます。相手の「不機嫌な日」を知っておくだけで、
仲良くやっていくのに随分助けになるでしょう。
自分の調子が良くない日も、自分で知っていれば、うまく対処することが出来ます。
バイオリズムで相性診断が出来るサイトも、よく見かけます。だいたい、自分と相手の
リズムの一致度で相性をあらわすようですが、例えば、全く一致してしまう
(同じ生年月日)のも良いか悪いか考え物です。二人一緒に高期の時は良いですが、
低期の時にはうまく抜け出すのが大変です。全く逆のリズムでも、いつも
すれ違いのような気がします。バイオリズムだけで、一概には相性の良し悪しは
判らないかと思います。
 
 
●体器官の1日のリズム .

バイオリズムと同じように、身体の器官にも1日の内で、高期と低期が一度ずつ
あります。このリズムに気をつけてやれば、身体に無理をさせず、より健康に生活する
ことが出来るでしょう。
朝の7時から順に、その時間帯に高期にあたる身体器官を見ていきます。
☆7時〜9時「胃」
 胃は朝の7時から9時のあいだにフル回転で働き、エネルギー補充の準備をします。
 ですからこの間に朝食を取るのは、とても良いことです。

☆9時〜11時「脾臓と膵臓」
 この間、脾臓と膵臓はフルパワーで働き、胃は休んでいます。
 ですから、9時以降に朝食をたっぷり食べると、胃に負担がかかってしまいます。
 膵臓は血糖値をコントロールします。
 この時間帯に甘いものをつまむと、血糖値が上がり、膵臓は、それを下げようとして
 一生懸命働かねばなりません。甘い物は、せめてこの時間帯だけでも避けるように
 しましょう。

☆11時〜13時「心臓」
 この時間に、お腹一杯になるまで食べるのは避けましょう。心臓に負担がかかります。

☆13時〜15時「小腸」
 午後になると、突然眠くなることはよくありますね。たくさん昼食を取ったあとは
 特に です。消化運動の中心となる小腸が活発に動き、残りの身体器官は休むよう
 促されるからです。

☆15時〜17時「膀胱」
 膀胱は身体の重要な解毒器官であり、この時間帯によく活動します。
 この後の2時間は腎臓が活発に動く時間帯ですので、15時〜19時の間に
 水分をたくさん取ると、身体の老廃物を流し出してくれます。

☆17時〜19時「腎臓」
 この時間帯は腎臓がもっとも活発に機能し、身体の解毒作業が行われます。
 17時以降にマッサージをすると、普段よりも痛むかもしれませんがきわめて
 効果的です。そして、19時以降は、できるだけ水分を摂らないようにしましょう。

☆19時〜21時「血液循環」
 血液の循環が1日中で一番活発になります。この時間帯に子供を寝かしつけようと
 すると、苦労する時があります。どうしても目が冴えてしまうからです。

☆21時〜23時「エネルギーの蓄積」
 この時間帯は中国では「3倍暖かい時間」と呼ばれています。この頃になってやっと
 元気が出てくる人もいます。これは若い人たちに多く見られるようです。

☆23時〜1時「胆のう」
 この時間にいつも目が覚めてしまう人は、胆のうと肝臓の機能のチェックを
 しましょう。胆のうや肝臓が悪い人は、夕食には油のきつい食事は避けてください。
 これらの器官に負担をかけ、機能を妨げてしまうからです。

☆1時〜3時「肝臓」
 この時間は肝臓に負担をかけないようにしましょう。
 ニコチンとアルコールは、夜の1時〜早朝5時の間が一番強く作用します。

☆3時〜5時「肺」
 肺が一番元気なのはこの時間帯です。登山家や旅行家は、早朝5時に出発するより、
 3時に出発する方がはるかに元気が出ることを経験的に知っています。

☆5時〜7時「大腸」
 悪い物を食べたり、消化出来なかったりで、お腹が痛くなる時間は、この時間帯に
 多いようです。また、便秘がちの人は、この時間帯にお湯を飲むと効果があります。
 ☆自分の身体の調子と相談して、良さそうなものがあれば
 是非取り入れてみてください。きっと身体が元気になりますよ。
 

 

 

 

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