カラーセラピー・色を使った癒し
 

「カラーセラピー」という言葉を耳にしたことがおありでしょうか?色にはそれぞれ
違う効果があり、数年前から色を使った癒しが注目され始めています。例えば、
赤を見ると暑く感じ、青を見ると涼しく感じたりしないでしょうか?こういった
副作用のない効果を、心や体の癒しに使うのです。毎日の生活に「色」を上手に
とりいれてみましょう。色別に、それぞれが持つ効果・効能をご紹介していきます。
 

●赤
 
赤い色には体を温める効果があります。
赤い部屋と、青い部屋とでは、目隠しをしても、その違いが体感できます。
赤い部屋では、体温、呼吸数、血圧がともに上昇し、青い部屋ではそれらが低下します。
赤は、冷え性を改善したり、体を活動的にするのに役立ちます。肉体労働をする日には、
赤い服を着てみたり、冷え性の人は、壁紙を暖色にしてみてはいかがでしょう。
ただし、真赤の壁紙だと、刺激が強すぎますので、使用してはいけません。
 
 
●ピンク
 
ピンクは人を美しくする色です。
ピンクを見つめることで、美しくなるために必要なβエンドルフィンやドーパミンと
いった脳内物質が分泌されやすくなるそうです。また、ピンクを身につけると、
心理的に、優しい気持ち、若々しい気持ちになれます。頻繁に身につけるようにすると、
若々しさが保てます。
 
 
●オレンジ
 
オレンジは運動機能を高める色で、運動する時に身につけると、上達が早くなると
言われています。また、オレンジ色の服を身につけると、大らかで楽天的な
気分になります。オレンジは社交的な色と呼ばれており、人なつっこさ、社交性を
感じさせますので、人が集る場所に行く時には役に立ちます。
 
 
●茶色
 
茶色の服を着ると、心理的に安定し、落ち着いた気持ちになります。
脳への刺激も少ないので、体を休めたい時、ゆっくりしたい時に良いでしょう。
黄色。黄色を愛用していると気持ちが明るくなり、表情も豊になります。
黄色はコミュニケーションそのものを表す色で「友達になろう」というメッセージを
相手に伝えます。人とコミュニケーションをとるのが苦手という人にお勧めです。
自分と相手をリラックスさせる作用がありますので自然と友達が増えていくでしょう。
 
 
●緑
 
緑は代表的な癒しの色です。
緑には血圧を整え、リラックスさせる働きがあるため、長時間の仕事などで疲れた時には
緑色を見つめてリラックスすると良いでしょう。観葉植物を置いたり、インテリアに
緑を使ったりしてみてください。また、緑は目に見える光の中でもっとも人間の目で
とらえやすい領域の光です。疲れている時、緑色の服を着ると、余計な刺激を
受けずにすみます。アメリカやインドには色を使って治療をする医師がいます。
緑色には老廃物を取り除く作用があるようで、血のかたまりを溶かしたり、
ただれ やはれもの、潰瘍の治療にも成功しているようです。
 

●青
 
眠ろうとすると神経が高ぶって眠れない、そんな人はベッドルームのインテリアの
一部分だけを青系統の色にしてみるとよいです。青は精神安定剤の役割をし、また
運動神経の興奮も鎮めてくれます。ただ、布団を真青にしてしまうと、体が冷えすぎて
よくありません。布団に使う場合は、水色くらいが良いようです。
 
 
●白
 
白は万病に良い色です。
白い布を通した光は、どの波長の色の光も吸収されていませんので、身体がすべての色の
光を受け取ることができるのです。白い服を着て、わずかな時間でも日光浴をすると、
身体はよく温まり、体力も回復します。特に病気のときは、白い寝具やパジャマを使うと
回復に役立つようです。トマトを使ったこんな実験があります。
まだ熟していない緑のトマトを、赤・白・黒の布で包みます。同じ枝の他のトマトが
完熟した時、布をはずしてみると、白い布でつつんだトマトは他のトマトと同じように
熟していました。けれど、赤い布で包んだトマトは醗酵するほどに熟して黒い斑点が
出ており、黒い布で包んだトマトはまったく熟さず、緑のまましぼんでいたのです。
この作用は、トマトだけでなく、もちろん人体にも言えることです。特に肌着は
白いものを着けることをお勧めします。美容にも良いでしょう。黒を常用するのは、
あまり良くありません。赤は、醗酵に最適な色と言われています。下着には
お勧めできません。
 
 
●黒
 
黒は、光を通さない色で心理的にも、外界をシャットアウトする気持ちにさせます。
ストレスの多い場所へ行く時、毅然とした態度をとらなければいけない時は、黒は
心理的に、大いに役に立ってくれます。けれど、黒を着ていると、他人に、
近寄り難い感じを与えてしまいますので、常用しないほうが良いでしょう。
 

☆色は私たちの生活空間に溢れているものです。意識的に使うことで、とても手軽に、
簡単に癒しに役立てる事ができます。
着る服の色、インテリアを選ぶ時などに、工夫してみてはいかがでしょう?

 
 
 
 
 
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